山形鶴翔同窓会総会
会長挨拶
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 本日は第28回山形鶴翔同窓会総会開催にあたり母校より田中芳昭校長先生、同窓会本部より石黒慶一会長、そして鶴岡工業城畔同窓会山形支部から小野寺昇支部長と小野寺建副支部長のご列席を仰ぎまた会員多数の参加を得て盛会にこの総会を開催できますことは無情の喜びで御座います。
同窓会は申すまでもなく母校の隆盛と郷土の発展に寄与することに他なりません。同窓会、されど同窓会。母校を一つにする無償の財産であります。今日の縁を大事にして今後の交流に繋げていただきたいと考えております。
 我が郷土・鶴岡市が世界的な学術文化都市を目指して慶応義塾大学先端生命研究所を2001年4月に開設し今年で10年を迎えました。医療バイオ、環境バイオ食品バイオなどの応用研究の分野で数多くの成果を出しています。
 また国内に目を転じますと平成2年3月97回卒の東山哲也名古屋大学大学院教授が、科学技術振興機構より5年で約15億円を投じる本年度の創造科学推進事業に今回採択されました。プロジェクトのテーマは生命システムの動作原理解明と活用のための基盤技術創出が選ばれ、花粉間の誘導物質の動きを生きたままの状態で観察し動きを操作するための工学技術などの開発を狙いさらに新たな誘導物質の発見も目指しています。ノーベル賞にもつながればと期待しております。また山形鶴翔同窓会会員の沖津律(昭和36年卒)さんには第10回県女性写真コンテストにおいて「出番はまだかなぁ」で最優秀賞に輝きました。これも朗報の一つとしてご披露したいと思います。
 今日は初めての方も多数参加いただいておりますので同窓会の目的であります親睦に努めていただきますよう祈念してご挨拶に代えさせていただきます今日はどうも有難うございました。


平成22年11月10日
山形鶴翔同窓会会長
□加賀山隆士□
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