第25回・山形鶴翔同窓会懇親会 |
![]() 菊地校長先生(昭和41年卒・73回)からは「少子化で本校も昨年から1学級減、募集定員が40名の減になっている。これまで6クラス1学年240名の720名の学校だったのが、来年になると5クラス200名で600名規模の学校になる。また最近は試験には女子が強いとの傾向があって、40名減になった昨年から男女の比率が逆転、現在640名の生徒数だが男子は305名、女子は335名で30名1学級弱ほど女子生徒数が多いこと。この傾向がいつまで続くかわからないが文武両道・質実剛健を校風として鼓舞してきた本校の伝統に様変わりしてきている」と報告がありました。 石黒慶一会長からは来年創立120周年を迎える記念事業について次のようなお話がありました。「これまでの100周年や110周年とは趣を変えてハード面ではなくソフト面で120年の歴史をめでる事業にしたいと考えている。11月1日発行の「「鶴翔同窓会だより」に詳しい事業内容が発表される。同窓生の皆様方には120周年を一緒に祝いたいのでぜひ鶴岡においでいただきたい。120年という歴史の長さは重みを持っているが、歴史は長さではなく120年の間に何をやってきたかが一番大切だ。これまで同窓生・先輩たちが母校を思い、あるいは在学中にがんばったことこそが120年の歴史だと思う。120年の歴史の長さをめでるのではなく、自分がその歴史の中でなにをやってきたかを振り返り誇れる120周年にしたいと考えている」と理念を披瀝し、最後に「同窓会の活動は同窓生の維持会費でまかなわれている。現在維持会費の納入は2割に達していない。もし未納の方がおられるならばぜひ納入していただきたい。きょうは若い同窓生のみなさんが多く出席しておられます。若い力若い気持ちを同窓会に吹き込んでいただくことが同窓会の発展に大きな力になる。」と維持会費の納入と若い同窓会会員の参加を呼びかけました。 城畔同窓会の小野寺建幹事は、「さきほどライバル鶴工城畔会という紹介があったがライバル意識があるのはお互いに文武両道を目指している後輩の現役の高校生であり、双方の同窓会の会員は決してライバルではない。こうした交流会や企業・団体等それぞれの立場を通じながら故郷をともにするものとして仲良くしていただいており、こんごとも双方の会員との交流の絆を強めていきたい」と挨拶されました。 来賓挨拶の後、佐藤新一元会長が得意の横文字で一言「drinking is best」と述べてこの瞬間を待ちわびていた会員を沸かせ「この会場に維持会費の未納者はいないと思うが、納入を忘れずに」とユーモアに富んだ乾杯のご発声で懇親会がスタート、和やかな雰囲気のなかで時間を忘れさせるひと時となりました。 また、来年度の第26回総会・懇親会の運営にあたる年度実行委員として、昭和39年、44年、49年卒業の会員に今年度実行委員から引継ぎが行われました。出席の来年度実行委員として吉住廣男校友(39年・71回卒)と工藤完校友(44年・76回)が壇上に立って「きょうは大変に盛り上がったが来年はこれに負けない規模と内容の懇親会にしたい」との決意を表明しました。 最後に、この大役を果たすまで酒をひかえていた原孝義校友(40年・72回卒)の力強い先導で「校歌」、「鳳嶺月峯」を斉唱、来賓の小野寺城畔同窓会の音頭で万歳三唱、磯部勝校友((38年・70回卒)が「平成卒業の会員も4人参加してくれるなど今宵は先輩・後輩にとって楽しい宴でした。来年もみなさんと元気な姿でお会いしましょう」と閉会の挨拶してお開きとなりました。なお、次回の実行委員の方々は写真集最後に掲載しました。 |
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菊池 善教 校長 | 石黒 同窓会会長 | 小野寺城畔会会長 |
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第25回山形鶴翔同窓会・懇親会出席者(卒業年度順) |
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