第26回・山形鶴翔同窓会懇親会 |
![]() 鷲田教頭先生からは「少子減少の大波が教育界に押し寄せて高校再編計画も着実に実施されている。本校も今年度1学級減の完成年度で各学年が5クラス200人、募集定員600人規模の学校になった。ここ5年間で本校は大きく変わった。それは教室の中で学習し学力を高め受験に向かわせるだけではなく、キャリア教育全体構想のもとに1年生は「自己探求」2年生は「自己拡大」3年生は「自己実現」をテーマに社会人講話、刑事裁判傍聴、医師・看護体験など各種の実践・体験を通して、なぜ自分はその大学を目指すのか、なぜその職業を選ぶのか、将来自分はどのような生き方をするのか等々、生徒の心を大きく揺さぶり生徒自身がワークプラン・ライフプランを抱けるような教育をしている。その結果、最近の卒業生の進路結果は大きく上昇気流にある。今年3月卒業の進路結果は京大4、東大1、東工大1、東北大10人など国公立大に151人合格している」と報告がありました。そして本校の校是である「自主」「叡智」「剛健」は自ら真理を見通す知識と知恵を持ち、強く逞しくしなやかに生き抜く意味と捉えている。明治・大正・昭和・平成と4つの時代を120年にわたって脈々と引き継がれている校是は今の時代にきちんと合致している。これを大事にしながら知・徳・体の調和のとれた人間を育成し、進んで社会に貢献できる人材の育成を目指してがんばりたい」と母校の教育方針を力強く語りました。 俵谷副会長は「7月1日の母校の創立120周年記念式典・祝賀会には山形鶴翔同窓会から役員・会員の皆さんに出席していただき感謝します。当日は例年より100人多い280人に出席していただき、親睦を図りながら和やかで充実した記念行事を繰りひろげることができました。鶴翔同窓会だよりは記念特集号として皆様のお手元に届いていると思います。この記念誌で石黒会長は『同窓会の役目は、親睦と母校の発展への協力にあります』と述べています。私もここに集える皆様方とともに大いに親睦を深めながら楽しませていただきたいと思っています」と挨拶されました。 城畔同窓会の小野寺支部長は、「毎年この集いに出席するのを楽しみにしています。城畔会本部・支部の会合に出席していますが、先ほど教頭先生のお話にあったように少子化で鶴岡工業高校も統合・合併せざるを得ない時期に来ているようです。鶴翔・城畔・如松会とか学校は別にして同じ庄内人として親睦を図りながらやっていきたいと思っています」と挨拶しました。 続いて佐藤新一顧問(昭和16年卒)が「去年この席でdrinking is bestと言って乾杯してから1年が経ちました。nextの今年はfree talking。鶴翔・城畔・如松会の合同イベント企画など含めてみなさん大いに語り合いましょう」と乾杯のご発声で懇親会がスタート、酒が入ってまもなく渡部若子さん(昭和29年卒)の「庄内おばこ」と「会津磐梯山」の踊りが披露され、手拍子が加わって会場はさっそく盛り上がりました。 また、来年度の第27回総会・懇親会の運営にあたる年度実行委員として、昭和40年卒業の会員に引継ぎが行われました。出席の来年度実行委員として秋葉政弘、朝井正夫、五十嵐慶一、佐藤欣哉、原 孝義校友(40年)が壇上に立ち、代表して秋葉政弘さんが「来年はきょうの総会・懇親会に負けない規模と内容にしたい」との決意を表明しました。 最後に、出席会員で3番目に若い会員の稲泉 類さん(平成4卒)の力強い先導で「フレー フレー城畔」「フレー フレー鶴南」フレー フレー鶴翔」とエールを送り、来賓の八向城畔同窓会副支部長の音頭で万歳三唱、加賀山隆士副会長((34年卒)が「来年もまた元気な姿でお会いしましょう」と閉会の挨拶をしてお開きとなりました。なお、次回の実行委員の方々は写真集最後に掲載しました。 。 |
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鷲田 孝行 教頭 | 俵屋 育同窓会副会長 | 小野寺城畔会支部長 |
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第26回山形鶴翔同窓会・懇親会出席者(卒業年度順) |
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