第33回・山形鶴翔同窓会懇親会

 親睦会の進行は実行委員の昭和48年卒・廣瀬 渉さんの司会でスタート。 来賓の鶴翔同窓会斎藤正志会長、 母校柴田曜子校長、鶴工城畔同窓会山形支部阿部末男副支部長を紹介した。
 続いて来賓の鶴翔同窓会斎藤正志会長が挨拶・・・
 本日は山形鶴翔同窓会の総会・懇親会にお招き頂き有難う御座います。鶴翔同窓会7代目の会長・斎藤正志です。昭和44年卒、いわゆる東大の入試が無かった年の卒業生です。5人ほど同期の方がおられますが大変懐かしく思っているところです。
 7月1日は毎年創立記念日なんですが今年は127周年の創立記念日を文化会館が解体工事のため、鶴翔会館を使って行いました。鶴翔会館には125周年記念事業としてエアコンを取り付けたましたので7月1日の暑い時期でも快適に創立記念日を迎える事が出来まして、記念講演も含めて大変厳粛にとり行う事が出来ました。
 夜は、同窓会総会、並びに記念祝賀会も行われまして大変楽しい夜を過ごさせて頂きました。池田会長はじめ加賀山顧問にも遠路、山形よりおいでを頂き有難うございました。お礼申し上げます。
 先程来、校長先生から今の学校の活躍ぶりを報告してもらいましたので、総会での結果などを踏まえて事務的な報告をさせて頂きます。今日は皆様のお手元に緑色のパンフレットをお持ちしましたのでご覧いただきたいと思います。
 まず最初に総会において、同窓会長を12年間努められた前会長の石黒さんですが、大変な実績のある方ですので顧問として就任して頂くようにお願いし、快くお引き受け頂きましたので、今後もご助言を頂きたいなと思っております。
 それから昨年度より、同窓会の維持会費を2,000円から3,000円に値上げさせて頂きましたが、大変順調に納入が進みまして会の運営も改善されてました。これも皆様のご協力とご理解の賜物と感謝申し挙げます。細かな部分はお配りした資料をご覧頂くとして、寄付金のほうも事業目的資金としてお願いしたわけではないのですが200万以上の寄付金の納入がありまして、今後の学校支援並びに130周年記念事業の積み立てにさせて頂きました。今年度も同様のお願いをしていきますのでご理解とご協力をお願いいたします。
 続いて会員名簿を5年毎に改訂版が出るのですが、平成28年度に新しい版はが発刊されますので会員の皆様には広告のお願いや協賛のお願いをしたいと言う事でこちらも理解とご協力を賜りたいと思います。
 先程来、校長先生から学生の活躍についてお話がありましたが。同窓会としても学生の活躍に対して一致団結して支援してまいりたいと思う昨今でございます。また、山形鶴翔同窓会のますますの発展を祈念致しまして簡単ではありますが挨拶に代えさせて頂きます。本日は有難うございます。

   続いて来賓の鶴工城畔同窓会山形支部阿部末男副支部長が挨拶・・・
 お晩で御座います。鶴工城畔同窓会山形支部・副支部長の阿部です。まずもって第33回・山形鶴翔同窓会総会誠におめでとう御座います。またお招きを頂きまして感謝申し上げます。
 私、出身は現在の三川町、横山の出身で御座います。33年に鶴工を卒業しまして、電力会社を勤め上げ現在、村山市で再生可能エネルギーバイオマス発電所に携わっております。
 バイオマス発電所に携わる際に、皆さんの同窓生の菅原信義さんとの出会いがありました。というのは、私が第二の職場を辞めた矢先に菅原信義さんから電話を頂きました。谷地のリトルハウスに来て欲しい・・という事でしたが、菅原信義さんとは面識が無かったので半信半疑で出かけたところ、村山市に剪定木や間伐材を利用したバイオマス発電所を立ち上げる計画があるが、主任技術者を配置しなさいという指導があるので協力して欲しいと言う話でありました。
 色々話しを伺うとお父さんが電力会社勤務で、鶴岡営業所勤務時代に自分は鶴南を卒業したとの事で、奥様も同級生との事でした。色々話していくうちに私もバイオマス発電に多少の興味もあった事から一緒にやってみようという事になり、17〜8年やってきました。菅原さんのバイタリティと行動力には私も驚く程でしたが、発電所の完成を待たずに他界してしまい、非常に残念な思いをした所で御座います。その彼の意思を継いで私は現在、村山市のバイオマス発電所で頑張っているという事です。
 鶴岡における鶴岡南高校と我が鶴岡工業高校は歴史的にも古く、卒業されたOBの方々は経済界、工業界で幅広く、山形県内はもちろん日本、また世界中でも活躍している伝統校であると私なりに自負しているところです。先般、山形で城畔会総会を開催した折に、現在の菅原校長が出席され、少子高齢化の影響を受けて学校の統合問題があるとの話しが有りました。山形県に於ける工業高校で鶴工、山工、米工は現状のまま残すという報告があり、OBとして大変嬉しく感じまして、母校が残るという事は何より安心なところで御座います。
 我が鶴工OBの村山地区では在籍は約210名、この中で城畔会に入会しているのは大体30%、60名弱です。この中で年会費2,000円、財政的に苦しいながらも年一回の会報発行、春には花見、秋には1日家族旅行または芋煮会、冬には寒鱈汁会と言う事でこれらの三大行事につきましては、鶴工城畔会創立以来、伝統的に実施しております。最近はゴルフコンペなども含めて親睦を深めているところで御座います。
 鶴翔会におかれましては村山地区に450名以上の方がおるそうですが、特に今回の総会が70名を超える参加で開催できるという事は大変羨ましく思っております。今後とも、鶴翔会、我が城畔会共々情報交換をしながら庄内人の心意気を発揮して山形の発展のために共々頑張っていきたいと思いますのでご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

 続く乾杯の発声は昭和26年卒、第3代会長・現顧問の佐竹規成さんが・・
 『昭和26年卒業の佐竹です。昭和一桁生まれの人間はもう化石人間になっておりますが、今日名簿を拝見しますと平成生まれの方も大分増えておられるようですし、しかも大勢の方々が集まられて大変嬉しい事だと思います。これも偏に池田会長はじめ役員の方々のご努力の賜物であり、今後ともよろしくお願いしたいと思います。世の中には色々なランクがありますが、そのランクの中で追い越せないランクが一つあります。それは年齢です。そういう意味で乾杯の音頭をとらせて頂きたいと思います。鶴岡南高等学校、鶴翔同窓会、山形鶴翔同窓会のますますのご発展、ご出席の皆様のご健康を祈念して乾杯したいと思います。』と挨拶し懇親会がスタートした。

 
 続いて、新潟から参加の青柳明子さんが・・
 こんばんは。押しかけ会員だと私は思っているのですが、特別というと何か肩身がせまいので、色々なご縁でここで押しかけさせていただいております青柳明子です。よろしくお願いいたします。
 ホームページに庄内藩の女性たちと言う連載をしておりまして、この前6月に鳥居姫の最終稿をアップさせて頂きました。鳥居家というのは山形藩の藩主もなさった方なんですが、山形藩の藩主のお姫様で庄内の酒井家にお嫁さんにきましたがお亡くなりになって没落されるところをこの前書かせて頂きました。
 今日はその鳥居姫のお墓の事とお墓の前で400年近く経った現代でちょっとしたエピソードがありましたのでそこをお話しさせていただきます。 鳥居姫のお墓は陽光町の総穏寺と言う所にあるんですが、満天星ツツジが周りを囲んでいて少し高くなっているお墓があり、それが鳥居姫様のお墓です。
 鶴岡市には慶応義塾大学がありますが、鶴岡に出来た当時の学長さんが鳥居家の末裔の方でした。鳥居家の末裔のかたと亡くなられて酒井忠明さんがご夫妻で鳥居姫の墓前にお参りしている写真を拝見する機会がありました。江戸時代の酒井家と鳥居家の縁が慶応大学の誘致に関わりがあったとは思えませんが、何か不思議なものを感じます。慶応大学が鶴岡にある事は地域の学力の嵩上げにも繋がっている・・これは素晴らしいことだなと思います。
 ・・と投稿にからむエピソードを語られました。

 続いて昨年度から、若手会員勧誘の一環として参加された山形大学在校生2名、伊藤大貴さん(平成24年卒・山大工学部)、伊藤裕太さん(平成25年卒・山大農学部)が壇上に立ち、自己紹介と抱負などを述べ挨拶、喝采をあびた。


 さらに、平成年度卒業の、難波将也さん(平成13年卒)、堀江悠太さん(平成18年卒)の、若い会員2名が紹介され夫々壇上にあがり挨拶した。

 暫し懇親の後、来年度第34回総会を担当する実行委員、昭和47年、48年卒業の校友が紹介され、代表して鈴木悟さんが挨拶、来年度は今年の72名を超える80名の参加を目指します。・・と心強く抱負を語った。


 宴も終盤に至り、鳳嶺月峰を熱唱、続き、応援団長・恩田信一さん(昭和41年卒)が、鶴工城畔同窓会、鶴翔同窓会、山形鶴翔同窓会、母校にエールを送り大いに盛り上がった。
 最後に蘆野真一郎さん(昭和41年卒)の音頭で万歳を三唱、秋葉政弘さん(昭和40年卒)の閉会の言葉で有意義な懇親会は閉会となった。

第33回山形鶴翔同窓会・懇親会出席者(卒業年度順)
齋藤正志 来賓 柴田曜子 来賓 阿部末男 来賓    
佐竹規成 昭和26 萬年良一 昭和29 黒田藤一 昭和32 渡部 功 昭和32
伊藤健司 昭和34 加賀山隆士 昭和34 大山駿次 昭和34 清野 功 昭和34
忠鉢 元 昭和34 村上五郎 昭和34 齋藤知行 昭和32 池田 惇 昭和39
遠藤秀雄 昭和39 吉住廣男 昭和39 秋葉政弘 昭和40 朝井正夫 昭和40
坂野 信 昭和40 高橋 啓 昭和40 原 孝義 昭和40 蘆野真一郎 昭和41
恩田 信一 昭和41 須田茂樹 昭和42 富樫俊二 昭和42 本間 努 昭和42
青柳明子 昭和43 佐藤孝宣 昭和43 平川秀紀 昭和43 松田律子 昭和43
工藤 完 昭和44 後藤京子 昭和44 齋藤 啓 昭和44 武山勝士 昭和44
保科幸夫 昭和44 池田 孝 昭和45 齋藤志直 昭和45 三浦照子 昭和45
渡辺眞史 昭和45 伊藤 孝 昭和46 大河原賢治 昭和46 大瀧誠子 昭和46
金内良一  昭和46 川安 賢 昭和46 佐藤裕司 昭和46 瀧井 斉 昭和46
鈴木 悟 昭和47 秋場美晴 昭和48 佐藤恵子 昭和48 佐藤秀明 昭和48
廣瀬 渉 昭和48 庄司 雄一 昭和50 渡部利彦 昭和51 小林良彰 昭和57
佐藤主悦 昭和57 長谷川五月 昭和57 橋本慶昭 昭和58 奥田靖宏 昭和59
小宮山亮 昭和59 高橋勝敏 昭和59 太田義則 昭和60 奥井千明 昭和63
田中勇治 平成3 山科宏幸 平成3 寒河江亮 平成7 難波将也 平成13
森屋直樹 平成15 佐藤直人 平成16 堀江悠太 平成18 伊藤大貴 平成24
佐藤裕太 平成25