昨今の小売り業界の動き

66回(昭和34年卒) 加賀山隆士
 
昨今の小売り業界の動き
 平成27年10月15日に経営統合に関する基本合意書を締結し、吸収合併の効力発生日を平成28年9月1日に予定しておる業界3位のファミリーマートはサークルKサンクスを傘下に収め、業界2位に躍り出た。
 危機感を持ったローソンは山形県内でセーブオンの一部を購入し現在店舗の改装中です。新設店舗も急展開中で100店舗超え確保に向けて鋭意努力中です。今月の28日には下条店の開業が予定されております。
 南三番町のパチンコ店跡地にはマックスバリュー・エクスプレスの店舗が、下条の旧ヤマザワ店の跡地にはヨークベニマル下条店が平成29年2月開店で現在工事中です。
 大野目のヨークタウン大野目は現在造成工事中で来年にはオープンの運びです。どこの店舗にも共通して平屋店舗が特徴です。売れ筋商品に特化し、食料品を中心の品揃えです。
 ドラックストア業界も全国第7位のウエルシアホールディングスが桧町三丁目のツルハの真向かいに工事中。
 業界は生き残りを掛け、熾烈なシェア確保にしのぎを削っての状況です。
 消費税上げの前にポジションを確保に躍起になっている様子が見て取れます。何はともあれ人口増がキイポイントになりそうです。設備投資に見合う消費力が必要ですから。
2016年07月17日