KAGAさんのひとりごと

66回(昭和34年卒) 加賀山隆士
 
● KAGAさんのひとりごと
 100年に一度の不況の嵐が全国を覆い尽くしている昨今ですがこの状況を生き抜く手立てはあるのでしょうか!
 アメリカの金融危機によって世界経済や日本経済が翻弄されている感がします。ここ は冷静に物事を判断する必要があります。
 厚生労働省の職員(年金生活者)の皆さんは安心でしょうが、私は終身労働者で有り続けなければならない宿命に縛りつけられております。
 戦後、日本は輸出主導の産業政策によって発展を遂げてまいりました。それがここに 来て制度疲労を起こし成長に陰りが見えてきました。
 最近は中国、インドなどの新興国の発展には目覚ましいものがあり、特に中国に於い ては北京オリンピックの成功など日本が戦後歩んで来た路線を辿り大発展を遂げ今日の状況を作りました。経済のグローバル化は日本の産業の鎖国化は当然無理な選択となり内需主導より外需主導の産業構造は国内の製造業の衰退を招き全ての産業の低価格化を招く結果となりました。その結果弱電業界は韓国、中国等の進出により日本のシェアーを侵食され、苦戦を強いられております。
 唯一トヨタ、ホンダ等の自動車産業は高収益を上げていたのも束の間、サブプライムローン問題の発生に端を発し、世界最大のAIGをはじめBIG3の経営危機問題に発展しました。
 去年の9月15日のリーマンショックは金融商品、商品化商品など市場規模の何倍もの仮想市場を創出することにより金融取引の拡大を計り利益を獲ることを考えましたが、実態経済との乖離が見事に市場に見抜かれ市場からの退場を余儀なくされました。
 日本政府に於いては第2次補正予算の成立と同時に早期の実行により内需拡大に結び つけたいと考えておるようです。政局も混とんとしておりますが、ここに至っては異常に国内に金をばらまき不況の脱出にシャカリキになっているようです。
 赤字国債の金額も天文学的数字で此処までくると感覚が麻痺してなにがどうなってい るのか解らなくなってきます。
 なにはともあれ、足元をじっと見つめ虎の子の聖徳太子を大事に最後だけは「おくり びと」の納棺師に送ってもらいたいものです。
2009年5月30日